弁理士田中の知財記

by 田中智雄

弁理士に守秘義務が課されている理由を「ゆっくり茶番劇」事件から考えてみる

「ゆっくり茶番劇」事件で、弁理士として気になるのは、出願代理人弁理士が出した声明の内容. news.yahoo.co.jp 世間を騒がせるような事件に対して弁護士が声明を出すことは珍しくない. 一方、トラブルの当事者代理人になることが少ないこともあって、弁理士…

好きな仕事と食える仕事

世の中には、自分の好きなもので食えてる人ばかりじゃない。むしろ、好きでもないし、向いているとも思えない仕事を長い間、愚直に続けた結果、プロフェッショナルになる人の方が多いんじゃないかな。 メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談 作者:蓮見恭子 ポプ…

中国人が和訳した翻訳が送られてきた

特許明細書の翻訳の見積の依頼があった. この世界、事務所に翻訳を依頼したら、翻訳会社に比べて高いのは当たり前なので断られることは想定済み. 翻訳の怖さという感覚を持っているのは弁理士だけだろうから、翻訳ミスの責任から開放される方がありがたい. …

インドからの依頼が中国を超えた

昨晩、チャットでインド代理人からの依頼が入った. 移行期限間際で今朝手続きを完了させた. ここの代理人は去年から取引が始まり、今年になって立て続けに依頼を頂いている. ほとんどの案件は現地の法律事務所や特許事務所からの依頼になるのだが、これまで…

老洋机とお別れ

上海から静岡に戻ってきたときに買った事務机. 和洋折衷の雰囲気が気に入って神戸から取り寄せたもの. なんでも神戸の洋館の蔵出しだとか. 上海フランス租界エリアには雰囲気のよい喫茶店があり、こんな感じのテーブルでノマドワークをするのが好きだった. …

インド代理人から深夜のチャット

23時、そろそろ寝ようかと思ったときチャットにメッセージが入った. こんな時間にメールではなくチャットを送ってくるからには何かトラブルがあったのだろうか. 恐る恐るチャットを見てみると、明日中に出願して欲しいという内容が目に入った. WIPOで書誌…

Made in上海の万年筆

中華製の万年筆の評判がいいので買ってみた. 有名ブランドから製造委託された中国の工場が、技術力を身につけて、自社ブランドとして、低価格高品質の製品を自社ブランドとして市場に出すという流れは万年筆の世界でも例外ではないらしい. 海外向けに製造し…

三度目の万年筆に挑戦

三度目の万年筆に挑戦しているところである. 一度目は、弁理士論文試験で使うためのもの. 二度目は、外国代理人のレターにサインするときに使うもの. 当時、論文試験に万年筆を使う受験生が少なくなかった. 理由は、字が綺麗に見えることだったと思う. 使う…