辨太郎日誌

知財メインです

特許業界今昔物語

特許庁のDBの進化が凄すぎます。

国内の特許文献の他、これに紐付けられるファミリー情報も無料で入手できるようになっています。

これをヤラれたら民間の情報会社はひとたまりもありません。

自分がこの業界に入ったとき、外内のアクションを処理するために、まずファミリーを調べ、現地へ提出するプロポーザルを検討したものでした。

そのファミリーを調べるために、INPADOCという有料のDBにアクセスする必要がありました。

今のようにインタネットがない時代、DBに接続するだけでも通信料が発生します。

もたもたしていると、何の収穫もないのに簡単に数万円がチャージされてしまいます。

インタネットと無料DBとこれまた無料のgoogle翻訳。

ITの恩恵を一番受けているのが特許業界かもしれません。