辨太郎日誌

特許・商標・意匠・著作権などなど知財を絡めて

為替変動が大きすぎ

これだけ為替が動くと外国出願の費用も大きく変わってしまう。

今日もシンガポールのダイレクト出願の費用を聞かれたのですが、電話だったので5ヶ月前に手続きをしたときの概算を咄嗟に伝えました。

シンガポールや香港のようなロイヤーの手数料が高い国は他国に比べて割高。

それに加え5ヶ月前と今とでは為替が2割近く変動しているので、当時の概算では高すぎる結果に。

シンガポールのようにドルペックの通貨なら、ドルレートを把握していれば大きく外すことはないのですが、マイナー通貨だったり高インフレ国だったりすると、数ヶ月前の料金は全く使えません。

シンガポールの回答も現在のレートで計算しなおすと、現在価格との乖離が大きすぎるので、この事務所は高いと思われたかもしれません。

価格競争をしているわけではないのですが、やはり業界平均を大きく外すわけにもいきません。