辨太郎日誌

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毎年この時期になると来る注意喚起メール

今年も領事館からメールがきました。

1 中国では、8月から9月にかけ、平素に比べ、日本や日中関係に対して関心が集まりやすい状況にあります(8月15日(月)終戦記念日、9月 3日(土)「抗日戦争勝利及び反ファシスト闘争勝利記念日」、9月18日(日)柳条湖事件勃発の日)。

2 今のところ、2012年9月に発生したような反日デモが発生するとの徴候は確認されませんが、本年7月中旬の南シナ海をめぐる比中仲裁判断に伴い、中国当局による警備強化の動きや一部の外国系ファストフード店でのいやがらせ事案があったほか、最近では尖閣諸島をめぐって中国の報道や世論が過熱しやすい状況にあります。

3 つきましては、在留邦人の皆様、中国への渡航・滞在を予定されている方は、不用意な政治的言動により不測の事態に巻き込まれないよう慎重に行動してください。また、軍事施設や規制区域の立入り、写真撮影等の行為等は、関連法規により厳しく罰せられるおそれがありますので、引き続き注意してください。

この時期は、公共バスや地下鉄のスクリーンでも抗日ドラマが放映される中国。

そのスクリーンの横に立っている自分に注がれる視線が痛かったのを思い出します。

2012年の反日デモのときは現場にいたわけですが、中国で一番治安がいいとされる上海でも多くの暴動が起きました。

そんな経験も今は昔。

日本にいては知ることができない中国を生で感じることができました。