日本特許庁の暫定拒絶に応答してほしいという中国代理人からの依頼があったのが半年前.
費用をかけたくないということだったので、OAだけのワンタイム代理で引き受けることにした.
この場合、登録料納付、商標登録証の受け取りは行わず、中国側で対応することになる.
昨日、その代理人から登録証が届いていないというクレームがあった.
ステータスをみると一月半前に登録証が発送されていた.
現地代理人に伝えると、特許庁に確認して欲しいという.
特許庁いわく、中国の郵便事情で遅延しているのではないか、という回答.
登録証は普通郵便で出願人に直接発送したということだったが、コロナ禍とはいえ、中国なら一ヶ月もあれば届く.
日本特許庁に登録証が戻ってくれば再発送するという流れのようだが、そろそろ他国に倣って登録証は電子発行を採用した方がいい.