信用取引が崩壊しつつある特許業界

売掛という日本では当たり前の商習慣

信用取引は日本以外では通用しないことはわかっているのに

外国出願人の手続きを売掛で行っている

 

特許業界では日本を含め世界中で信用取引が成立している珍しい世界

世界中の弁理士たちが長い時間をかけて築き上げてきた商習慣である

 

外国出願の件数が少ない時代、外国出願を扱う事務所も少なく

その閉じた狭い世界のなかではプロトコルを守ることが最低限のマナーであった

 

外国出願が特別なことではなくコモディティ化するにつれて

外国出願市場に参加するプレーヤも増えてきている

 

自分のような新興事務所が外国出願市場に参加できるのも

市場が大きくなったことによるところが多い

 

外国出願マーケットに参加するプレーヤのなかには

外国出願を初めたばかりの事務所や、非弁のコンサルタントも少なくない

 

そのようなプレーヤのなかには、これまで先人弁理士たちが築いてきたプロトコルを無視することも少なくない

 

アクノリッジを返さない

リマインダを無視する

特許制度を知らない

支払い期限を守らない

請求金額通りに入金されない

 

特に支払い期限を守らないというのは当たり前になっている

数十万の審査請求料を立替え払いし、その手続きに対する弁理士手数料が1万円程度では割りに合わない

遅延利息を請求するということも、これからは必要になるだろう

 

特許業界も信用取引が成り立たなくなってきている