辨太郎日誌

特許・商標・意匠・著作権などなど知財を絡めて

著作権法を知りたければコレが一番

尊敬する岡本先生の著書が届きました。

どんな内容かと思っていたら過去に出版した本の焼き直し。

期待は外れましたが、岡本先生の著書はほとんど読んでいるし、版が変われば再度買っているので、今回も新しい版を買ったと思えば納得。

左の書籍がオリジナルですが、初版は2005年で最新版が2010年。

その前にもタイトル違いで数冊出版されています。

この本のエッスンスを抽出した文庫版も岩波文庫から出版されています。

そして右の書籍が今回タイトルを変えて出版された2014年版です。

タイトルと表紙が随分柔らかくなっていますが中身はいたって真面目。

受験時代を通して数十冊にわたる著作権本を読みましたが、岡本先生の本が一番、納得しやすい。他の著作権本と切り口が違うのですが、この切り口で書き下ろせるのは岡本先生が文化庁著作権課の課長だったからです。

著作権のレクチャをするときも、この本を参考にしたレクチャはやはり評判がいいです。

上海時代に日中の現役弁護士を前にレクチャしたときも、この本を参考にしたおかげで大盛況でした。