経済を勉強するには株を始めるのが一番だと、むかし言われたことがある。
バブルのその当時、経済は右肩上がりが常識で、しかも日本は経済優等生。
なので経済にそれほど興味があるというわけではなかった。
バブルが弾け経済問題が深刻になると同時に経済にも興味をもつようになった。
為替が経済に影響を与えるということで為替相場にも興味をもつようになった。
そしてそのとき証券口座とFX口座を開設して実際に運用してみた。
これと同じ感覚で今回は仮想通貨口座を開設してみた。
仮想通貨についてはブロックチェーン技術を使用しているということで技術的に興味はあったが、それだけでは昨今の仮想通貨の動きを理解することはできず、実際に運用してみるのが一番効果的。
初めての口座はコインチェックで開設。
仮想通貨はいくつかの口座を開設してリスク分散した方が良いらしいが、そのうちコインチェックはほとんどの人が開設する口座らしい。
コインチェック口座を開設してみて感じたのはアルトコインの多さ。
ビットコイン、リップル、モナコインしか知らなかったが、それ以外にもIOSTやEHTなど、多くのアルトコインの存在を知った。
仮想通貨のチャートを見ていると、ボラティリティの大きさに感心する。
毎日のように10%程度は動く。
すべての仮想通貨が同じように動くのだが、全てのコインが同じベクトルで動いているわけではないのも面白い。
また株式が動く理由は後付けとはいえ、ある程度の説明がつく。
しかし仮想通貨の動きは説明がつかない。
押し目があるなどテクニカルな動きは説明がつくが、なぜ今日、突然に10%も動くのかという理由が自分にはわからない。
実際に買っていないコインの値動きはいい加減なチェックだが、実際に買ったコインの値動きには敏感になる。
FXをやめた理由は高スワップの罠に気がついたからだったが、仮想通貨もFXのようにオワコンになるのか、それともポスト官製通貨になるのか。
仮想通貨の将来は全く未知だが、知っておかなければならない世界ではある。