辨太郎日誌

特許・商標・意匠・著作権などなど知財を絡めて

MT車を選ぶ人の人生観

MT車に乗り換えて1ヶ月が経過.

前回のクルマは変速ショックやらカックンブレーキがひどく、それが嫌でMT車に変えたわけだけど、こんどは全ての挙動が人の操作にかかっている.

カングーという貨物車ベースのこのクルマ、むかし乗っていた国産のMT車とは違って、ちょっとクセがあって、当初は、かなりギクシャクさせていた.

今ではクセを掴んで変速ショックを抑えることができるけど、それでも全ての工程で変速ショックを出さないところまでは到達していない、というより、それは無理だろう.

 

道路の傾きや、アイドリングストップ、暖気、踏切越え、周囲のクルマの動きを読みながら、アクセルをどれくらい開け、クラッチをどの程度の塩梅で繋ぐかということを毎回試行錯誤している.

バイパスなんかで周りがスタートダッシュするときは、ブリッピングを初めて、周りにおいていかれないようにすることもある.

これが楽しいと思える人は多くはないだろう.

家電と同じようにスイッチオンで簡単に走らせるクルマがあるのに、どうしてわざわざ面倒なことを選ぶのだろうか.

なんとなく、いまの自分の生き方に似ている気がする.