都道府県別の弁理士数が対比された結果を見ると、弁理士数や一人当たりの便利指数は静岡と福岡でほぼ同じらしい。
静岡県民からみて福岡が競合するとというのが正直信じられなかった。
福岡は20数年前に暮らしたことがある街で、当時の記憶に基づくなら静岡は全く歯が立たないはず.
静岡は、浜松、静岡、沼津・三島と都市が分散しているのに対して、福岡は福岡市に都市機能が集中していることも、都市効率という点では分が悪い.
上海にいたころ、日本を俯瞰すると福岡は東京よりも魅力的に映っていたこともあり、福岡は気になる街でもあった.
そんな福岡に出張に行ってきたのだが、予想通りというか、予想以上に静岡とは比べること自体が不自然なほど引き離されていた.
そんな福岡の弁理士数がなぜ静岡と同じなのか.
おそらくは静岡の「弁理士数」はインハウスが多く、福岡のそれはアウトソースが多いのではないだろうか.
静岡はそれなりに規模の企業が集積しており、当然、インハウス弁理士も多い.
福岡は商業の街であり、アウトソース弁理士の割合が多いだろう.
今回の出張の目的の1つは、福岡の拠点設置に向けた市場調査.
流行りの移住ではないが肌に合うことは確認できた.
テスト事務所を設置してクライアントを獲得し是非本格化させたい.